上には上がいるから

最近、書店でよく「やりたいことをやろう!」とか「好きなことで稼ごう!」みたいな内容の本をみかける。私もそういう本に影響を受けてこのブログを始めたけど、いざ書こうとすると何を書いていいのかわからず気づいたら一か月経ってた。

 

そもそも、自分に本当に好きなことがあるのかどうかすら、自信が無くなる時がある。小さい頃から続けてる趣味もあるにはあるけど、大人になるにつれて、上には上がいることを思い知る。いつもそこで心が折れてしまう。自分じゃここまで行けないな、分相応って大事だよね、って。ごくまれにポジティブに頑張れても、いつのまにかまた「まあ無理か」という結論に戻ってきてる。そんな思考を延々ループしてたら、気づくと自分自身に対して、すぐ諦める奴、なにもできない奴、と思うようになってしまった。まあ、たぶん周りもそう思ってるだろうけど…。

 

世の中にはどの分野でだって、人生をかけて本気で物事に取り組んでる人がいる。そういうのを考えると、私は全てにおいて中途半端で、にわか以外の何者でもないのかもしれない。

 

その事実がひたすら重い。し、情けないし悔しい。好きなことを胸張って好きと言い切れない自分が本当に嫌い。昔は寝食忘れて没頭できただけに余計に悲しくなる。なにか信念もって生きてる人ってなんであんなにかっこよく見えるんだろう。せめて私にも、何かひとつでも誇れるものがあったらいいのにな。

 

という愚痴でした。

言ってもどうしようもないということもわかってるから、ちょっとずつでも出来ることを増やしていければいいなと思う。今、あまりにも出来ることが少なすぎるから。